2007-05-01から1ヶ月間の記事一覧

KLab勉強会#2でしゃべります

KLab勉強会#2 のご案内 新世代Linuxネットワークブートテクノロジ「VIVER」についてしゃべります。 VIVERとは何ぞや?からはじまり、分散多重化共有ブロックデバイス「V-FIELD」の威力、今後の目論見について。 VIVERはLinuxをネットワークブートさせるシス…

個人のパフォーマンスと組織のパフォーマンス

組織では、ある人が優れたパフォーマンスを発揮できない領域を、他の人が補うことができる。個々人のパフォーマンスがうまく補間されるように構成できれば、個人がパフォーマンスを最大化することができ、組織全体のパフォーマンスは飛躍的に向上していく。…

主観的パフォーマンスと客観的パフォーマンス

優秀なSWクリエイターが、SWクリエイションにおいてとんでもないパフォーマンスを発揮することについて、論理的な思考のエントリでは、このようなパフォーマンスを発揮するには「結局訓練を積むしか無いような気もする」と書いた。だがそれ以前に、「楽しく…

個人のパフォーマンスと社会的評価の相反

今はIPAX 2007に出展する準備を進めているのですが、どうも気が乗らない。今のVIVERの紹介文を書くよりも、今は分散ファイルシステムを考えていた方がおもしろい。ふと、何故気が乗らないのかと考えてみると、考えていることが全部過去ことだからではないか…

分散ファイルシステムのインターフェース

少しずつ分散ファイルシステムの実装を進めています。aio_read()を使ったTCPコネクションマネージャの実装がだいたいできました。なんだかんだで既に3500行を突破…。 IOインターフェースについて。ファイルシステムなら、インターフェースとしてopen()やwrit…

非同期双方向TCPコネクションプールの実装メモ

TCPで、1回接続したコネクションをとっておいて、後で使い回したい。つまりコネクションプールを作りたい。これをどうやるか。4/29のエントリの続きです。V-FIELDでは、データを待ち受けるときはselect()を使って、溜めてあるソケットに変化があったら、ス…

Read/Writeロック、ブロックするQueue、色付き非同期Logger

分散ファイルシステムはマルチスレッドで作っているわけですが、マルチスレッドなら必ず使うであろう諸クラスを作成。作成と言うか、V-FIELDを作ったときに必要なものは大方作ったので、改良が主。Read/Writeロックは、普通のRead/Writeロック。C++と言えばR…

分散ファイルシステム とりあえずの実装

特に締め切りがあるわけでもなく、それに分散ファイルシステムという大がかりな話なので、じっくり作っていきたいと思っているのだけど、やっぱり動くと嬉しいので、とりあえず動くような実装を作ってみたい。ノードが落ちるたときにデータの整合性を保証を…

分散ファイルシステム 設計メモ

現在進行中の分散ファイルシステムの設計ですが、「書き込みの方法」と「ノードの復帰」と「瞬断問題」と「単一ファイルの分散」の設計が固まらない。まず、書き込みの方法。前提として多重化しているので、複数のノードに同じデータを書かなければならない…