個人のパフォーマンスと組織のパフォーマンス

組織では、ある人が優れたパフォーマンスを発揮できない領域を、他の人が補うことができる。個々人のパフォーマンスがうまく補間されるように構成できれば、個人がパフォーマンスを最大化することができ、組織全体のパフォーマンスは飛躍的に向上していく。ただし、それは極めて難しいことだと思う。パフォーマンスがうまく補間されるとは、やろうとしていること、やらなければならないこと全部で、優れた人材が揃っているということ。しかしできる限りそのような状態に近づけることで、組織のパフォーマンスはどんどん向上していく。




社会は組織であるから、1人が全部のことをできなくてもいい。それよりも、個人がより高いパフォーマンスを発揮した方が、社会全体ではパフォーマンスは向上する。

しかし、社会全体のパフォーマンスが高くないのに個人がより高いパフォーマンスを発揮をできるのかと言うと、今のところ良く分からない。それに、社会のパフォーマンスが高ければ世の中幸せなのかというと、そこも微妙ではある。

突き詰めた先は良く分からないに到達してしまう。それだから世の中面白いのかもしれないけども。