2007-04-01から1ヶ月間の記事一覧

非同期双方向TCPコネクションマネージャ

日記改題。分散ファイルシステムはまだプロトコルの設計が終わっていませんが、ちまちまとコードを書き始めています。昨日と今日は非同期で双方向なTCPコネクションマネージャ(コネクションプール?)を作ってみました…まだできていませんが。V-FIELDではse…

論理的な思考

ところで、優秀なプログラマ…プログラマは止めよう。優秀なソフトウェアクリエイターとは、どのような人であろうか。 ソフトウェアを作るときには、4つの段階がある。(ソフトウェアだけに限らないかもしれない) これをやりたい こうやったらできるんじゃ…

ソフトウェア・クリエイション

昨日のエントリに、事前に設計を固めるなんてことはユーザーの意見を無視しかねず、危険であるという話に絡むことで、プログラミングに関しては、そもそも設計とコーディングを分けること自体が何かおかしいという話。 まずは、前川徹の「日本のソフトウェア…

自己組織化ネットワーク構築基盤

2007年度上期未踏ユースのオーディションに行ってきました。プレゼン資料を公開します。 対話型QuickTimeムービー (8.5MB) PDF (1.9MB) プレゼン本番は制限時間12分で、スライドは約60枚あるので、12秒/スライドというハードスケジュールだったのですが、ブ…

サーバー構築自動化の実装方法

dRubyを使うと言っていて、逆にdRuby以外に何が必要なのかと言うと、1つは冗長化されたネームサービス、もう1つはプラグインローダ。 ネームサービスならRingがあるわけですが、そのままだと冗長性がないので、何かしら対処が必要になります。 ではどうす…

分散ファイルシステム ハッシュテーブル案

ハッシュテーブルを使う案。(分散ハッシュテーブルではなくて、普通のハッシュテーブル) 今まで考えてきた案とはまったく関係ない。書き込み権などなどは使わない。 分散トランザクションが要らなくなるので、たぶん書き込みが速い。(ちなみにハッシュテ…

高速多重化共有ブロックデバイス V-FIELD

V-FIELDという単語は散々出てきているわけですが、ここでセールスポイントをまとめてみる。 V-FIELDは、大まかに言うと、ディスク(ブロックデバイス)をネットワークで読み取り専用で共有するもの。このとき、データをV-FIELDネットワークに参加しているす…

多重化・負荷分散の自動化

keepalivedやiptablesに加えて、動的に拡張できる分散ファイルシステムが揃うと、多重化や負荷分散の設定はすべて自動化できる、はず。 目標は、「DSASを全自動で作る」こと。そしてカスタマイズもできて、動的な拡張も可能。 方法としては、ネットワークブ…

作る

研究レベルでは「構造化オーバーレイ」という「次世代なP2P技術」が最先端のようですが、どうやらインターネットで使うようにフォーカスされていて、すさまじいスケーラビリティを実現する!というような話で、LANで使うには逆にオーバーヘッドが大きすぎる…

スケールアウトする分散ファイルシステム

DSAS開発者の部屋で、いかにして多重化+負荷分散されたシステムを構築しているかという仕組みが公開されました。必見(+必聴)です。 「DSASのあれこれ」の資料を公開します VIVER的に重要なのは、dsas.conf。ネットワークブートすると、すべてのマシンの…

サーバーとネットワークの動的な構築について

次期RUNESのために思いついたこと。 背景として、今IT業界で「動的」が流行っている。ここで言う「動的である」ということは、あらかじめ設計や仕様を固めたりせずに、そもそも変化があることを前提とし、作っているプログラムやサービスもどんどん変化させ…