Pressmateのロゴを作ろう

採用説明会での資料を公開します。 - IT戦記
感動しました。素敵すぎます。(それからS6すごい)

晒している人は強い

晒されている人は強い

晒けだしている人は強い

変なプライドで閉じてる人は弱い

うーむ…私も何か晒さねば…


善は急げと言うし、今すぐに何か晒そう。そうだ、最近開発しているPressmateのロゴを作ろう。

というわけで、Pressmateのロゴを書いたので晒します。ただ、結果を晒すのではなくて、その過程も晒すべきだと思った次第で、ゼロからどんな風にロゴを作っていったのかも書いてみます。
では開始。

作成環境を晒す

文字を書いてみる

何かをデザインするときはいつも文字を最初に書いています。フォントがいろいろあって、どのフォントでいこうかなーと考えているだけでいろいろとアイディアが浮かんできます。

「こんな感じのロゴにしたい」というイメージがあるとそれを元にフォントを選べるのですが、今回は思い付きなので、とりあえず「Adobe Garamond Pro」のRegularです。Garamondが好きなんです。昔書いたVIVERのロゴもフォントはGaramond。
文字を最初に書くとロゴ全体のイメージがフォントのイメージに引きずられてしまうかなーとも思っているのですが、どうも文字を最初に書かないとアイディアが浮かばない。うーむ。


線を入れてみる

文字+線1,2本。お手軽かつキレイ。極限まで手抜きたいときはこれで終わりのときも。線に「カリグラフィブラシ」を使ってみました。

どうも落ち着かない。重心が高すぎる気がする。それにどこかで見たことがある感じが。
線を上下逆さまにすると落ち着いた感じになるんじゃないか。

うーむ…さっぱりしすぎでインパクトが無い。

がらっと変えてみる

フォントがキレイすぎるのが逆にいけないんじゃないか。さっきまで線が曲線だったので、四角くしてみる。

む。狭い。枠はダメだ。もっとオープンな感じで、未来方向(上とか右上)に方向が向いていて欲しい。ちなみにフォントは「Blackoak Std」のRegular。

色を付ける

そういえば、色を付けると雰囲気が変わるかもしれない。

うーん…違う。どうもぱっとしない。キマってない。だんだん「あーセンス無いなーorz」とヘコみ始める。憂鬱。


方向転換

私はどうも「カワイイ」よりも「堅い」感じが好みなようで、ワンパターン化してしまっているのかもしれない。逆にかわいくてハッピーな感じにしてみるのはどうだろう。
(時間を計り始めました:23:44)
ハッピーだ…だけど慣れないことはするモンじゃない。全然かわいくない。
星を入れたら文字の可読性が下がってしまったので、ドロップシャドウを入れてみました。

フォントに頼る

(23時48分)
イケメンは何をやっても格好いいという法則。文字にドロップシャドウを付けて、フォントのイメージに合わせて細い線を引いただけ。
このフォントは「Trajan Pro」のRegular。ただ字詰めを調節していないので文字と文字の間がバラバラでよくない。字詰めは重要。


イケメンと言えば、リュウミンPro L-KL。
(23時53分)
ブラシで「木炭(粗い)」を使用。パスはペンツールを使って、アンカーポイント2つ(開始点と終了点だけ)で逆S字カーブ。

フォントに頼る2

強引に雰囲気を変えてみる。ラインアートを追加。ラインアートはお手軽で使いやすい。
(0時1分)
並んでいる文字の意味は気にしない。
彩度が高すぎて疲れる気がするので、逆に暖色系にしてみる。
(0時2分)
文字が派手で線が地味。まとまりがない。丸の方にもっと装飾が要る気がする。ちなみにフォントは「Ciddyup Std」

青のグラデーションに白の文字

この組み合わせはいわゆる鉄板(私の中で)。これに極細い線でラインアートを加えるのも良い感じ。
(0時6分)
最後にピリオドを付けてみました。日本語でもよく「 新しいiMac。 」みたいに最後に「。」が付いているので、真似してみる。とりあえず付けておけばいいのではなかろうか。
フォントは「Optima」のRegularです。Optimaいいですよねー。エレガント。他のフォントと混ぜると合わないけど、単独なら使える。印刷してもきれい。


なお、PressmateWeb 2.0 Wiki Platformではないかもしれません。


Web 2.0風にする

テカりが必要。
(0時11分)
このテカりの作り方は意外と簡単で、まず曲線で適当なクローズドパスを描きます。それに白から黒へのグラデーションを掛けて、描画モードを「スクリーン」にし、不透明度を30%くらいに下げれば完成です。

このロゴは結構いけてるかも?

カラーバリエーションを作る

だんだん楽しくなってきた。カラーバリエーションを考えるのは楽しい。

↓朝焼けな感じ。
(0時12分)


「高級」パターンで。彩度の高い紫をベースに輝く感じで。文字が金色で光沢(Photoshopに持って行ってベベルとエンボスをかけるとか)があるともっと良いかも。
(0時12分)
明度が高すぎた。もっとシブい方が高級っぽい。


配色って、OOPデザインパターンと似ているような似ていないような。「プログラマーに分かりやすい配色の説明:配色とはデザインパターンだ」


暖色の柔らかめで。
(0時14分)
おお、これはいいかもしれない。

でもグラデーションがベースだとロゴには不向きかな。白黒で使えないし。印刷はしないか。
背景もグラデーションにしないといけないから、HTMLに貼り込むのが大変かも。


↓遊んでみる。
(0時15分)