VRRP

V-FIELDの通信分散は実装完了。結局全部線形検索で。

次は、多数のマシンが一斉に起動したときにJoinで通信量が大変なことになってしまうので、Joinには帯域制限が必要。
帯域制限と言うのもどうやったら良いかよくわからない…。read()とread()の間にsleep()を入れる?




そして現在1.0のデモディスクを作成中。

今まではずっとNFSのファイル共有で面白くなくなってきたので、今回はVRRP(Virtual Router Redundancy Protocol)でウェブサーバーのフェイルオーバーを行うというもの。

既に動いています。起動するだけで設定は自動的に完了、マシンを落とそうが追加しようが、なんの問題もなくウェブサービスを継続します。



さらに今回はディスクイメージのサイズを小さくしてあるので(代わりにBerylは入っていないですが)、V-FIELDのon RAMでの冗長化がしやすくなっています。
RUNESの方でDHCPサーバーとTFTPサーバーも冗長化しているので、最初の1台を落としても次のマシンをネットワークブートができます。誰も元のブートメディアを持っていないのにネットワークブートするという奇妙なことに。これはなかなか面白いです。


差分関係の機能が大幅に安定して動くようになったので、VIVERをUSBメモリやメモリーカードに入れて、いつでもどこでもMy環境、という使い方もできるようになったと思います。
ただ起動先のBIOSによってはブートできないというのは何とも難しい問題なので、確実に起動できるCDを持っておくと万全です。このCDにはブートローダとカーネルとVIVER本体が入っていれば良いので、8cmのCDでも余裕で入りますし(約21MB)、起動が始まったら抜いてもしまってもOKです。