kumofs-0.3.5リリース - expire対応

分散Key-Valueストア kumofs のバージョン0.3.5をリリースしました。
今回のアップデートで、expiration timeに対応しました。


kumo-gateway に -E オプションを付加すると、memcachedのテキストプロトコルでexpiration timeを指定することができます。
指定した時間が過ぎると、その値がgetできないようになります(実際には削除されていないことに注意してください。本当に削除するにはdeleteコマンドを発行してください)


以前のアップデートで、-Fオプションを指定するとflagを保存できるようになりました。-E-Fを両方指定すると、flag と expiration time の両方を保存することができます。


-Fオプションと同じように、同じクラスタの中には、-Eオプションが有効なkumo-gatewayと無効なkumo-gatewayを混ぜないようにしてください。

expireの判定には、kumo-gatewayのシステム時刻を使います。システム時刻が大幅にずれていると問題が発生する可能性があるので、注意してください。NTPを使って合わせるのがベストです。


kumofsのインストール方法や使い方については、kumofsのドキュメントを参照してください。kumofs関連資料まとめ も参考になると思います。
「kumofsはなぜ落ちないか」「kumofsはなぜスケールするか」も、ぜひ一度読んでみてください。