kumofs-0.3.2 をリリースしました

kumofs-0.3.2 をリリースしました。
更新内容は kumo-gateway の機能追加と、./configure スクリプトの修正です。kumo-server や kumo-manager に変更はありません。

kumo-gatewayの機能追加

memcachedプロトコルで "version" コマンドを使えるようになりました。接続先のサーバが memcached なのか kumofs なのかを区別することができます。
memcached は単に "X.Y.Z"(X.Y.Zはバージョン)を返しますが、kumofs は "kumofs-X.Y.Z" を返します。

$ telnet localhost 11211
Trying 127.0.0.1...
Connected to localhost.
Escape character is '^]'.
version
VERSION kumofs-0.3.1

@masahif2
memcached互換製品は versionかstatsあたりでプロダクト名を返して欲しいなぁ。
http://twitter.com/masahif2/status/10545738523

というわけで返すようになりました。

./configureスクリプトの修正

__sync_*系のアトミック命令がサポートされているかどうかをチェックするようにしました。
コンパイル時/実行時にエラーにならないように、事前にチェックします。エラーになると↓このようにメッセージが表示されます:

checking for __sync_* atomic operations... no
__sync_* atomic operations are not supported.

Note that gcc < 4.1 is not supported.

If you are using gcc >= 4.1 and the default target CPU architecture is "i386", try to
add CFLAGS="--march=i686" and CXXFLAGS="-march=i686" options to ./configure as follows:

  $ ./configure CFLAGS="-march=i686" CXXFLAGS="-march=i686"