VMware Serverテスト

QEMUと比べて、どっちが良いか。

ぱっと考えると、商用のVMwareの方が出来が良いに決まっていると思っていたものの、そうでもない。(もちろんQEMUにkqemuを使用)

ちなみにホストLinuxでゲストもLinux

グラフィック性能は明らかにVMwareの方が上。(個人的にはVMをSSH経由で使っているので、あまり関係ない)

CD(ISOイメージ)の読み取りは明らかにQEMUの方が早い。(もしかしたらVMwareは物理ドライブの速度をエミュレートしているのかもしれない…)

GUIの出来はかなり良い(というかQEMUGUIを使っていない)。たぶん、USBやオーディオ周りなんかも結構良くできているのでは無かろうか。(使わないけど)

で、気に入らないのはネットワークのインストール方法。勝手にDHCPクライアントで変なDNSサーバーを/etc/resolv.confに割り当ててくださる。NATインターフェースはインストールしてはならない。というか、あえてしなくて良い。Bridgeで十分。変なルーティングテーブルを書き込んでくださる。

グラフィック性能が良いといっても、変なドライバが要るのはいただけない…。QEMUはメジャーなグラフィックチップをエミュレートしているけど、VMwareは独自仕様。まぁ、X11VMware用ドライバがあるので、問題ないと言えば無いけど。

…とまぁ、文句付けましたが、他の部分の出来は結構良いので、このあたりが気になる。おとなしくホストをWindowsにすればこのあたりも快適なんだろうなぁ。

でも、QEMUでも十分ですよ。さらなるQEMUの改良に期待。