kumofsのリリースを更新しました

kumofs-0.3.1 と、msgpack-0.4.1 をリリースしました。

msgpack-0.4.1

CentOS 5など*1で kumofs を ./configure したときに Can't find msgpack library と表示されて止まってしまう問題を、検出できるようにしました。
これは MessagePack の方に原因があり、コンパイル先のCPUアーキテクチャが、アトミックなインクリメントやデクリメントをサポートしていないほど古いIntelアーキテクチャ(=i386)だったときに、不完全なバイナリになっていました。
msgpack-0.4.1では、これを ./configure するときに検出して、エラーメッセージを出して停止するようにしました。エラーメッセージが出たら、./configure に CFLAGS="-march=i686" CXXFLAGS="-march=i686" フラグを追加してください。


それから、strict-aliasing rule の問題があったのを修正しました。参考文献: strict aliasing rule

kumofs-0.3.1

kumofs-0.3.1は、FreeBSDでコンパイルできるようになりました。Jun Kuriyama@FreeBSD.org さんにパッチを送っていただきました。ありがとうございます!
それから、msgpackc ライブラリをリンクするようにしました。これで -Wl,--as-needed の問題は解決したと思いますが…どうでしょう? kumofsのGentoo用パッケージを速攻で作った

kumofsのインストール

kumohashの表示は、0がオリジナルデータが保存されるサーバーで、1と2はレプリカが保存されるサーバーになります。

*1:gcc-4.1で、uname -a | grep i386 が表示される環境など