デモムービーをアップ

だいぶ日記がご無沙汰になってしまった。月記だ。

でも日記に反して開発はとても順調。分散ディスク共有の実装が完了した。
動作も安定していて、マシンの台数とメモリ容量が十分にあれば最初の一台が落ちても問題なく走りつづける。素晴らしい。


性能も十分で、テスト環境では50MB/sくらい出た。(Pentium 4 3.6GHzのマシンが6台、イメージのサイズは約640MBで、1台につき200MB保持、ただし読み込みを行うマシンのみ10MB、シーケンシャルリード)
同じ環境でNBDだと、55MB/sくらい。(ディスクイメージはRAM上に置く)

TCPコネクションを使いまわす機能がかなり効いている模様。FINDが投げられることはほとんどなく、新しいTCPコネクションが張られることもほとんどない。


ただ、実際にこれを使って起動したときの性能はまだ測っていない。テスト環境は台数が6台しかおらず、1台が200MBも保持しており、さらに読み込みを行っているのは1台だけという少々不自然な設定なので、あまり当てにならないかも。
TCPコネクションの使いまわしは、接続の両端のノードが同時に通信を開始すると衝突してしまい、両方がコネクションを張り直さないといけない。なので読み込みを行うノードが増えると途端に速度が落ちる可能性がある。でも一回衝突が起こると、そのノード間のコネクションが2本になって衝突しにくくなるので、意外と落ちないのかも。



それからディスクイメージ作成ツールを作った。2日の突貫工事で…。それでもGUIで、結構本格的に見える。
シェルスクリプトGUIプログラムができるという、zenityのおかげ。シェルスクリプト最高。
今回のバージョンではディスクイメージの構造を簡単にしたので、エラーになるポイントも少ない。



未踏ユース最終報告会が迫っていて、開発も終盤も終盤ということで、VIVERウェブサイトにデモムービーをアップした。
VIVER 0.3 デモムービー

デモディスクの方は現在準備中。